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税理士法人タカハシパートナーズ
相続の知識
KNOWLEDGE

相続の基礎知識⑤

FMちゅーピー「円満相続安心くらぶ」(令和元年12月20日)」に出演しました。

ラジオ出演内容

FM ちゅーピー

毎月第3金曜日のこの時間は、「円満相続安心くらぶ」のコーナーです。
誰でもいつかは経験する「相続」に際し、愛する家族が争うことなく、円満に、そして相続後はさらに幸せになれるように、相続開始までの準備や相続に関する豆知識などについてご紹介します。

FM ちゅーピー

お話をお伺いするのは、円満相続支援士、税理士法人タカハシパートナーズの寺尾 大介(てらお だいすけ)税理士です。

寺尾大介

ラジオをお聞きの皆さん、こんにちは!税理士法人タカハシパートナーズの寺尾です。

FM ちゅーピー

寺尾さん、よろしくお願いします。
さて、本日はどんなお話をしてくださいますか。

寺尾大介

本日も前回に引き続き、相続の基礎知識について項目別に整理してポイントを説明させていただきます。

FM ちゅーピー

前回は、相続税対策の一つ、節税対策について教えていただきました。

寺尾大介

はい、そうでしたね。
今日は、もう一つの相続税対策である「納税資金対策」についてご紹介したいと思います。

FM ちゅーピー

「納税資金対策」ですね。よろしくお願いします。

寺尾大介

はい。相続税というと、皆さんやはり節税対策ばかりを考えられる方が多いようですが、相続税が支払えるかどうかということも、実際に相続税の申告をした時に悩まれる方が多いようです。

寺尾大介

相続税の納付期限は申告期限と同じ10か月以内ですので、相続税の申告書が出来上がって初めて税額を知って、何百万円かを近日中に払うとなれば用意するだけでも大変な作業だと思います。

FM ちゅーピー

確かに、いきなり数百万円を準備するとなるとすぐには難しいですね。

寺尾大介

そうですね。ですから、生前にいくらぐらいの相続税になるのか概算で把握しておき、納税資金を準備しておくことがとても重要であり、その上で、節税対策も考えるということが効果的ではないかと思います。

寺尾大介

余談ですが、相続税を申告期限までに払えない場合、例えば、相続財産の大半が不動産などのすぐには換金することが難しいものばかりという時に、「延納」や「物納」という制度があります。

「延納」とは、分割払いのようなもので、「物納」は、不動産などを現物のまま納税に充てることですが、それぞれ認められるためには厳しい条件がありますので、やはり、生前から「納税資金対策」はしっかりと考えておくべきだと思います。

FM ちゅーピー

相続税は、その金額が大きいというイメージがあるので、納税資金対策を考えておかないと大変そうですね。

寺尾大介

そうなんです。そこで、「納税資金対策」のひとつとして、生命保険を活用するという方法があります。納税資金に充てる目的で大口の生命保険に加入すると、保険の掛け金を払うことで相続財産を減らすことができるうえ、保険金でスムーズに現金を用意することができます。
さらに生命保険金には500万円×法定相続人数までの非課税枠がありますので、「納税資金対策」とともに「節税対策」も図ることができます。

FM ちゅーピー

生命保険を利用して納税資金を確保する、さらには非課税枠も利用して節税対策もできるとなると、断然利用した方が良さそうですね。

寺尾大介

はい、私もそう思います。ただ、保険の加入は年齢制限や健康状態などで加入できない場合もありますので、健康な内に考えていただくことをお勧めします。

寺尾大介

また、この他の「納税資金対策」としては、前回の「節税対策」でもご紹介しました「賃貸経営」があります。これは主に、有効利用できる不動産をお持ちの方に向けた対策とはなりますが、貸家を建てて賃貸事業を開始することにより、不動産の評価額を少なくすることができる上に、賃貸収入を蓄財することで、単純計算ですが、例えば年間100万円の利益があれば、10年後には1,000万円の資金が確保できるというものです。

FM ちゅーピー

それだけの資金があれば心強いですね。

寺尾大介

はい。そして、この賃貸事業の良いところは、事業者が亡くなった後にも収入が続けて入ってくるというところで、例えばお父さんが亡くなって、数年後にお母さんが亡くなるということが一般的には多いケースだと思いますが、お父さんの時を一次相続、お母さんの時を二次相続と呼んでいまして、賃貸事業を続けていれば、一次相続、二次相続のどちらにも「節税対策」と「納税資金対策」ができるということです。

FM ちゅーピー

なるほど、確かに賃貸事業はメリットがありそうですね。
ですが、初めて賃貸事業をするとなると、なかなかハードルが高そうで、すぐにやりますとはいかないかな、というのが正直な感想です。

寺尾大介

確かにそうですね。皆さんそれぞれの考えや状況がありますので、そこはご家族でよくよく話し合われて決めていただければよいと思いますし、必ずしなくてはならないことでもありませんが、タカハシパートナーズでは、以前からこの対策法を積極的にお勧めしていて、個人では800名程度、法人を利用して200社程度の方に事業をしていただいておりますので、自信を持ってお勧めしています。

FM ちゅーピー

そんなに多くの方が対策されてるんですね。

寺尾大介

はい。また提携している不動産業者が開催する資産活用セミナーでも講師をさせていただいておりますので、そちらにもご参加してみていただけたらと思います。

FM ちゅーピー

そういった取り組みもされているんですね。

寺尾大介

そうなんです。また、これ以外の対策として、これも資産状況や皆さんのお考えによるところはありますが、お手持ちの不動産を売却して資金を作っておくという方法もあります。
相続後に売ろうと思っても、なかなか買い手がつかなければ思うようにいかない場合もありますし、もし売却を考えていらっしゃるなら、生前に検討してみるのもよいのではないでしょうか。

FM ちゅーピー

なるほど、売却するという方法もあるんですね。

寺尾大介

はい、ただ、先祖代々の土地を自分の代で手放すのはどうか、というお考えの方もいらっしゃいますし、そのお気持ちはよく分かりますので、これもご家族でよく話をされてみてということです。

寺尾大介

今回ご紹介している「納税資金対策」は、資産状況が不動産などの現金化が難しい資産が大半で、預金などの金融資産が少ない方に向けたものですので、資金に余裕があるから、税金もしっかり払えるよという方はもちろんそうしていただければよいのですが、当所にご相談に来られる方で、お父さんはそのように、税金が払えるぐらいはあるんだから、特に節税なんかしなくていいと考えていても、残されたご家族の皆さんは、できることなら少しでも納める税金を少なくしたいと考えておられる方もたくさんいらっしゃいます。

FM ちゅーピー

確かに、私も支払う立場になれば、できるだけ少ない方がいいかなと思います。

寺尾大介

ですので、私がお伝えしたいのは、相続は亡くなる方だけのものではなく、ご家族皆さんに関わる大事なことですので、お元気なうちに、ご家族でしっかりと相続についてお話しをされて、みんなが納得できる、よりよい、円満な相続となるようにしていただきたいということです。

寺尾大介

そして、そのお手伝いができるよう、タカハシパートナーズでは、各種セミナーや無料相談会を定期的に開催しておりますので、ぜひご利用してくださればと思っております。

FM ちゅーピー

寺尾さん、本日もありがとうございました。

相続の基礎知識(相続の手続き)

相続の基礎知識②(相続税の基礎知識)

相続の基礎知識③(遺産分割の手続き)

相続の基礎知識④(生前対策について)

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